国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は5月19日、4コア光ファイバーを使用し、毎秒1ペタビット(1Pbps)を超える大容量伝送速度実験に、世界で初めて成功したと発表した。
この実験は、増大し続ける通信量に対応する新型光ファイバーの研究の一環。現在広く普及しているシングルコア(光を通す「コア」と呼ばれる部分が1本)・シングルモード(コアの中の光の経路が1本)の光ファイバーでは、毎秒250テラビット(250Tbps)程度が伝送容量の限界と考えられている。そのため、コアを増やしたマルチコアや、モードを増やしたマルチモード・マルチコアファイバーの研究が進められてきた。
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https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1411984.html