日本で唯一、アザラシのみを飼育する施設があるのを御存知だろうか。なんと我らが北海道オホーツク域にある紋別市に存在し、その名も「オホーツクとっかりセンター」という。今回はこのとっかりセンター目当てで紋別市を訪れた。
水槽で優雅に泳ぐそのアザラシたちは、港で漁師さんに保護された生体や施設内にて産まれた子たちを含め約20頭も飼育されている。水面から顔を覗かせながらいる状態を眺めるだけでなく、なんと言っても1日5回決められた時間内でのふれあいタイムがここの魅力!生体に触れるわけだから短い時間ではあるのだけれど、約100kgの大きなアザラシたちを至近距離で観察できたりエサを食べるところまでも見ることができ、最後には毛並みを確認する程度に軽く触ることもできるのだ。おまけに来場客には非常にありがたい記念撮影にも協力的で、係員自らがカメラを預かり撮影してくれるというのもうれしい限り。こういう体験は大きな水族館ではなかなかできないことかも知れない。
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