インドの窃盗団が、300年の歴史を持つヒンズー教寺院から神像を盗んで以来、悪夢にさいなまれたとして、盗品の大半を返還した。警察が明らかにした。
ラジブ・シン(Rajiv Singh)警部補によると、窃盗団は先週、ヒンズー教のビシュヌ(Vishnu)神の化身バラジ(Balaji)神を祭る寺院から神像16体を盗んだ。
だが、窃盗団は16日夜になって、北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州チトラクート(Chitrakoot)地区にある同寺院の責任者の自宅近くに14体を返還した。
ヒンディー語で書かれた謝罪の手紙が添えられており、「寝ることも食べることも、心穏やかに過ごすこともできなくなりました」「恐ろしい夢はもうこりごりなので、像を返します」と記されていた。
窃盗団の身元は特定できていない。
https://www.afpbb.com/articles/-/3405445