侵攻したロシア軍が完全制圧を目指しているとされるウクライナ東部ルハンスク州の戦闘の最前線でもあるポパスナ町で、15歳少女が負傷した複数の住民らを乗せた車を自ら運転して激しい砲火の中を突っ走り、安全地帯への逃避に成功する一幕がこのほどあった。
退避の途中に車が撃たれた際、少女も脚部にけがを負ったが、運転を続けたという。車は戦場だけでなく、地雷が仕掛けられた地帯や遺体が放置されていた路上も突破。決死の逃走劇は町がロシア軍の手に落ちる瀬戸際で試みていた。
少女のファーストネームはアナスタシアさん。CNNは未成年者のためフルネームの公表を控えることを決めたが、彼女を知る教師の1人がその身元を確認した。
続き
https://www.cnn.co.jp/world/35187409.html