ブルンジにあるアフリカ第2の湖、タンガニーカ湖(Lake Tanganyika)近隣の住民アミッサ・イラコゼ(Amissa Irakoze)さんは、湖を怖いと思ったことなどなかった。
だが2020年4月、予想だにしなかったことが起きた。シングルマザーのイラコゼさんが畑仕事を終えて帰宅すると、家が水没し、10人の子どもたちがいなくなっていたのだ。
「子どもたちは流されたのです。でも、近所の泳げる人たちがボートで救出して、私のところに連れて来てくれました」。子どもは奇跡的に全員助かった。
2年たった今も洪水は引かず、湖の水位は過去数十年で最高水準を保ったままだ。地球温暖化による異常降雨のせいで冠水が広がり、湿地と化す地域も増えてきている。
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https://www.afpbb.com/articles/-/3402283