メキシコの首都メキシコ市西部の石油精製所跡地に並んだ何万個もの使用済みのガスボンベが、太陽に照らされている。辺りにはガス臭が立ち込め、近隣住民は日常生活が悪夢と化したと訴える。
近くに住むウェブプログラマーのセサル・リベラ(Cesar Rivera)さん(37)はAFPに対し、毎晩のように妻とアパートから避難すると話す。「夜は臭いが強くて耐えられない。ガスコンロがきちんと消えていないような臭いだ」
リベラさん夫婦は、放置されたボンベから漏れた液化石油ガス(LPG)で爆発が起きたり、健康に影響が出たりすることも心配している。
「アパートの管理会社に、臭いが強い時はたばこを吸ったり、コンロを使ったりしないよう言われている。生活が一変してしまった」と話した。
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https://www.afpbb.com/articles/-/3399890