国連総会は7日に開かれた緊急特別会合で、ロシアの国連人権理事会における理事国資格を停止する決議案を可決した。ロシアがウクライナ侵攻に際し、戦争犯罪を行った疑惑が浮上したことを受けたもの。
採決に先立ち、ウクライナのセルヒー・キスリツァ国連大使は、首都キーウ(キエフ)近郊のブチャなどで、ロシア軍が民間人を殺害した疑いに触れ、ロシアが「恐ろしい」虐待を行っていると非難した。
これに対し、ロシアのゲンナジー・クズミン国連次席大使は、決議は政治的なものだと批判した。
ウクライナではロシア軍がキーウ周辺から撤退した後、ブチャやボロジャンカといった近郊の村で激しい破壊の様子が明らかになっている。
続き
https://www.bbc.com/japanese/61034009