群馬県太田市にある太陽光発電の施設で先月下旬、銅線のケーブルおよそ1300万円相当が盗まれているのが見つかり、警察は窃盗事件として捜査しています。
太田市によりますと先月24日の午後1時半ごろ、太田市の「おおた太陽光発電所」で、午前中の発電量が従来の6分の1程度しかないことが分かったということです。
市の職員が調べたところ、太陽光パネルと、そこから流れる電気を変換する機器をつなぐためにマンホールの中に張り巡らされていた長さ合わせておよそ2.5キロメートル分の銅線ケーブル、およそ1300万円相当が切断された状態で無くなっていたということです。
敷地を囲う金属製のフェンスの1か所のネジが外れて出入りができるようになっていたということで、市から被害届を受けた警察は、何者かが敷地内に侵入して銅線ケーブルを盗んだとみて捜査しています。
市によりますと発電の状況から、銅線が無くなっているのが見つかる前日の先月23日の夜から翌朝までの間に盗まれたとみられるということです。
発電量は6分の1の状態が続いていて、太田市は復旧を急ぐとともに今後、警備を強化することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220405/k10013567411000.html