粉塵(ふんじん)にまみれた姿で縁石に取り残された子どもの人形。持ち主の子どもの姿はどこにも見えない。周辺の住宅にも人影はない。住宅はロシア軍の砲弾に直撃され、粉々になっていた。
戦争で引き裂かれたウクライナ首都キエフ郊外のイルピン。ウクライナ軍がロシア軍から奪還した数日後の姿だった。
同地は今も極めて危険が大きく、民間人の立ち入りは禁止されている。近郊のブチャやホストメリでは戦闘が続いており、イルピンはまだ、ロシア軍の砲弾が届く範囲内にある。
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https://www.cnn.co.jp/world/35185754.html