年賀状書きが佳境を迎える歳末に向けて、プリンター商戦が本格化する。最近は各社が大容量のインクを備えた機種をこぞって投入。高額な純正インクの買い替えで稼ぐビジネスモデルが転機を迎えている。
「低インクコストを実現」「ジャンジャン印刷するならお得!」
ビックカメラの名古屋JRゲートタワー店は、プリンター売り場に大容量型インクの機種が並ぶ。4~9月の大容量型の販売台数は前年同期の約4倍に増えた。中心はセイコーエプソンの「エコタンク」搭載モデル。インクカートリッジの従来型に対し、大容量のボトルからプリンター内のタンクにインクを注入し、交換頻度が少なくて済む。売り場担当者は「コストを気にする個人事業主や飲食店の需要があり、伸びが期待できる」。
つづき
https://www.asahi.com/articles/ASLBH3Q36LBHOIPE00M.html