【リガ共同】欧州中央銀行(ECB)は14日、ユーロ圏の金融政策を話し合う理事会をラトビアの首都リガで開いた。国債などを購入して市中に資金を供給する量的金融緩和政策を段階的に縮小し、年内で終了することを決めた。米国に続き欧州も金融政策の正常化へ向かう。理事会後にドラギ総裁が記者会見する。
ECBはデフレ阻止を目的として2015年3月に量的緩和を開始した。現在は資産購入額を月300億ユーロ(約3兆9千億円)とし、9月末を期限として実施している。
ユーロ圏19カ国の5月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1・9%上昇。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018061401002044.html