総務省が5日発表した4月の家計調査で、2人以上の世帯が消費したお金は29万4439円だった。2018年1月からの調査方法変更の影響を除いた変動調整をした結果、前年同月より実質で1.3%減った。3カ月続けての支出減を受け、基調判断は「弱さがみられる」に引き下げられた。
就職祝いやご祝儀などの「贈与金」が寄与度でみて0.7%減った。自動車購入費なども減少した。総務省は「贈与金は長期的に見ても減少傾向で、習慣が薄れてきているのかもしれない」と話している。
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