KDDIは5月29日、動画配信サービスを展開するNetflixの日本法人と業務提携すると発表した。Netflixの利用料とスマートフォンの通話料をセットにした料金プラン「auフラットプラン25 Netflixパック」(月額5500円から、以下税別)を、2018年夏以降に提供する。
データ通信(月間25GBまで)、国内通話かけ放題サービス(1回5分以内)に加え、Netflix、KDDIの動画見放題サービス「ビデオパス」を使える。従来の「auフラットプラン20(スーパーカケホ)」と比べると割安になる。
音声通話の利用状況に応じ、国内通話かけ放題(無制限)の「カケホ」(月額6500円)、通話分だけ支払う「シンプル」(月額6000円)も提供する。
KDDIの高橋誠社長は「スマホでの動画視聴ニーズの高まりに応え、Netflixの豊富なコンテンツをいつでも、どこでも、楽しめるセットプランを通じ、新たなワクワクを提案する」としている。
通信キャリア各社が動画配信サービスと連携し、加入者の獲得を狙っている。ソフトバンクも15年からNetflixと提携。通信料金とNetflixの利用料とまとめて支払える。
NTTドコモは、同社のサービス「dTV」に加え、スポーツ専門の動画配信サービス「DAZN」(ダ・ゾーン)と17年から協業。ドコモユーザーには、DAZNのサービスを割安で提供している。
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