「海賊版サイトをつぶす方法は、ブロッキングでも広告収入を断つことでもない」――
「ラブひな」「魔法先生ネギま!」などのヒット作で知られる漫画家の赤松健さん
(日本漫画家協会理事)は、こう話す。
漫画市場に大きな被害をもたらしたとされる海賊版サイト「漫画村」(今はアクセス不可)が
社会問題化し、対抗策として「ISPによるサイトブロッキング」や「運営資金のもとになる
広告収入を断つ」といった提案がされてきたが、いずれも回避方法があるため
あまり有効ではないという。今でも海賊版サイトと権利者のいたちごっこは続き、
根絶には至っていない。
絶版本を中心に5000冊以上の漫画を無料配信するサービス「マンガ図書館Z」を運営するなど、
これまで漫画業界発展のためにさまざまな活動をしてきた赤松さんは、
「海賊版サイトには技術で勝てる」と豪語する。
赤松さんの考える「海賊版サイトをつぶす唯一の方法」とは。漫画業界の現状についても聞いた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/11/news026.html