https://forbesjapan.com/articles/detail/21023
中国政府は世界最大の人工降雨システムを用い、チベット高原に雨を降らせようとしている。人工の雨が降るエリアの面積は、アラスカ州に匹敵する前代未聞のスケールだ。
この計画は政府の「中国航空宇宙科学技術公社(CASC)」が主導するもので、チベット高原に数千台もの人工降雨マシンを設置して実施される。チベット高原は長江やメコン川、黄河の上流に位置しており、ここに雨を降らせることで中国全土の水不足問題を解決することが狙いだ。