今月2日、群馬県嬬恋村の酒店で男が現金などを盗んだうえ、駆けつけた警察官を押し倒して逃走する強盗事件があり、警察は、群馬県警の30代の警部補が事件に関与した疑いがあるとして強盗の疑いで逮捕状を取って指名手配し、行方を捜査しています。
今月2日の午前2時半ごろ、群馬県嬬恋村大笹にある酒店に男が侵入し、現金1万円とビール券を盗んだうえ、駆けつけた警察官に体当たりして押し倒し、逃走しました。
警察は、現場近くに残されていた車などから、群馬県警の30代の警部補の男が事件に関与した疑いがあるとして強盗の疑いで逮捕状を取り、指名手配しました。これまでの捜査で、警部補とは事件のあと連絡が取れなくなっているということです。
警察によりますと、警部補は、身長が1メートル75センチくらい、上下とも黒っぽい服を着て黒いニット帽をかぶっていたということです。拳銃は所持していないと見られるということです。
現場近くの住宅に駐車されていた近隣住民の車がなくなっていたということで、警察は、警部補が車を盗んで逃走したと見て行方を捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180505/k10011427751000.html