21日、神戸市の有馬温泉にある観光施設の岩風呂の近くで、48歳の男性従業員が倒れているのが見つかり、22日朝、死亡が確認された。
21日午後7時半過ぎ、神戸市北区の有馬温泉にある市の観光施設「太閤の湯殿館」で、従業員の新田和久さんが施設内にある「岩風呂の遺構」で意識不明の状態で倒れているのが見つかった。新田さんは救急搬送されたが、22日午前6時前に死亡が確認された。
新田さんは、施設に迷い込んだ近所の飼い猫を岩風呂の遺構から助け出そうとしていたという。消防によると、遺構近くの酸素濃度が低下していたということで、何らかのガスが発生し、新田さんが酸欠状態になった可能性があるとみて、市は、原因が究明されるまで施設を休館するとしている。
http://www.news24.jp/articles/2018/02/22/07386260.html