ごみの減量につなげようと、埼玉県志木市は住宅周辺にある落ち葉などを集めて平日に市役所に持ち込んだ市民が、特典としてトイレットペーパーなどと交換できるユニークな取り組みを行っています。
志木市は可燃ごみとして市民が出した落ち葉や枝を焼却処分していますが、ごみの減量につなげようと、落ち葉や枝を集めて市役所まで持ち込んだ市民に特典を提供する取り組みを先月から始めています。
具体的には住宅の敷地内や周辺にある落ち葉や枝を集めて平日に市役所まで持ち込んだ場合、専用の用紙にスタンプを押します。
スタンプは45リットルのごみ袋1つに対し1個が押され、2個たまるとトイレットペーパー3個か500ミリリットルのミネラルウォーター1本、1キロの堆肥のいずれかと交換できるということです。
持ち込まれた落ち葉や枝は給食の食べ残しなどと混ぜて堆肥にするということで、市は来年3月まで持ち込みを受け付けることにしています。
志木市環境推進課の田中純主査は「多くの市民に協力してもらい資源循環型社会の実現を目指したい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171209/k10011252291000.html