24日午後、高知市の信用金庫で男が女性客に刃物を突きつけて現金1000万円分の厚みがある束を職員から奪って逃げた事件で、警察は24日夜、55歳の男を強盗の疑いで逮捕しました。信用金庫によりますと、男が奪った束は表と裏の2枚だけが本物の1万円札で、被害額は2万円でした。
24日午後1時50分ごろ、高知市神田にある「幡多信用金庫神田支店」で黒色のヘルメットをかぶった男が窓口の近くにいた女性客に包丁のような刃物を突きつけて「金を出せ。早くしないと殺すぞ」と脅しました。
職員が現金1000万円分の厚みがある束を渡すと、男はそれを奪って小型バイクで逃げました。
幡多信用金庫によりますと、職員が渡した束は表と裏の2枚だけが本物の1万円札で、残りの998枚は職員が札束を数える練習に使う1万円札と同じ大きさの紙で、被害額は2万円でした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171124/k10011234751000.html