民進党は31日午後の両院議員総会で、前原誠司氏の後任代表に大塚耕平参院議員(58)を正式に選出した。大塚氏は総会で「次期衆院選では立憲民主党と希望の党、民進党の3党を中心に政権交代を実現するという目標を共有したい」と決意を語った。
大塚新代表の任期は来年9月末まで。特別国会が11月1日に召集されるのを控え、執行部人事を急ぐ。分裂した党の立て直しを目指す。午後1時まで行われた立候補の受付では、大塚氏以外の届け出はなかった。
大塚氏は日本銀行を経て、平成13年の参院選(愛知県選挙区)に当時の民主党から出馬して初当選し、現在当選3回。内閣府副大臣や厚生労働副大臣、民進党参議院政策審議会長などを歴任した。
http://www.sankei.com/politics/news/171031/plt1710310041-n1.html