7月5日 19時59分
活発な前線の影響で、九州北部を中心に猛烈な雨が降り続き記録的な大雨となっていて、気象庁は、午後7時55分、大分県のほぼ全域に大雨の特別警報を発表しました。気象庁は、すでに大雨の特別警報を出している福岡県の筑後地方や筑豊地方を中心とする地域とあわせて、土砂災害や川の氾濫、浸水に最大級に警戒するとともに、周囲の状況を確認しただちに安全を確保するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、活発な前線の影響で、福岡県や大分県など九州北部には発達した雨雲が次々と流れ込み、午後に入って1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り続いています。
午後7時までの1時間には、福岡県朝倉市では気象庁のレーダーによる解析で120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられるほか、大分県日田市では県が設置した雨量計で83ミリの猛烈な雨を観測し、午後6時までの1時間には大分県が日田市大肥に設置した雨量計で93ミリの猛烈な雨が降りました。
気象庁は、これまでに降った大雨で甚大な被害の危険が迫っているとして、午後7時55分に大分県に大雨の特別警報を発表しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170705/k10011044781000.html