前線と湿った空気の影響で、西日本と東日本の広い範囲で雨や曇りとなっていて、気象庁は7日午前、「四国と中国地方、近畿、東海、それに関東甲信が梅雨入りしたと見られる」と発表しました。西日本の太平洋側では、これから7日夜にかけて局地的に激しい雨が降るおそれがあり、低い土地の浸水や急な川の増水などに注意が必要です。
気象庁によりますと、前線と湿った空気の影響で、7日は西日本と東日本の広い範囲で雨や曇りとなっています。
この先1週間も雨や曇りの日が多くなる見込みで、気象庁は7日午前、「四国と中国地方、近畿、東海、それに関東甲信が梅雨入りしたと見られる」と発表しました。
各地の梅雨入りは去年と比べると、四国と中国地方、近畿、それに東海で3日、関東甲信で2日、いずれも遅くなっています。また平年と比べると、四国で2日遅く、中国地方と近畿では平年と同じ、また東海と関東甲信では1日早くなっています。
前線が近づくため、西日本の太平洋側では、これから7日夜にかけて雷を伴って激しい雨が降り、このうち6日に梅雨入りしたと見られる九州南部では、これから夕方にかけて局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。気象庁は、低い土地の浸水や急な川の増水、土砂災害に注意するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170607/k10011009091000.html