2日の東京株式市場は、日経平均株価が2日連続で値上がりして、2015年12月以来、1年6カ月ぶりに2万円台を回復した。終値は、前日より317円25銭(1・60%)高い2万0177円28銭で、15年8月以来、1年10カ月ぶりの高値水準となった。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同26・06ポイント(1・64%)高い1612・20。出来高は23億1千万株。
前日公表の米雇用指標が市場予想を上回り、米国で株価が上昇した流れを引き継いだ。すでに発表された国内企業の3月期決算で好業績が続いたことも株高を後押しした。市場では「今後は利益を確定する売りも出やすく、2万円定着には時間がかかるのでは」(大手証券)との見方が出ている。
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