6月1日から身近なものの価格が上がる。ハガキなど郵便料金のほか、家庭向けバターや自動車のタイヤも一部の商品が値上げされる。
日本郵便は、6月1日から通常ハガキの料金を52円から62円に値上げする。また、定形外の郵便や「ゆうメール」についてもサイズが一定を超えるものについては、平均100円程度上げるという。
森永乳業と明治は、家庭向けバターの値上げに踏み切る。6月1日の出荷分から「森永北海道バター」、「明治北海道バター」など3つの商品で、それぞれ5円ずつ価格が引き上げられるという。
また、自動車のタイヤも価格が上がる。ブリヂストンと住友ゴム工業では、6月1日の出荷分から乗用車の夏用タイヤが平均で約6%の値上げとなる。いずれも原材料費が高騰しているためだという。
一方、ビールなど酒類も一部で価格が上がる見通し。法令の改正に伴って、酒類の過剰な安売りに対する規制が強化されるためで、大手スーパーやディスカウントストアなどでは値上げが予想されている。酒類販売の大手「カクヤス」では、6月1日からビールなど一部の商品の価格を上げるとしている。
http://www.news24.jp/articles/2017/06/01/06363034.html