伊豆諸島の青ヶ島の南にある海底火山「ベヨネース列岩」の付近で、24日、海面が変色しているのが確認され、気象庁は、今後、小規模な海底噴火が発生する可能性があるとして、「ベヨネース列岩」に噴火警報を発表し、周辺の海域では警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、24日正午ごろ、伊豆諸島の青ヶ島の南南東およそ65キロの海域にある海底火山「ベヨネース列岩」の付近で、海面が変色しているのが、海上保安庁の上空からの観測で確認されました。
このため、気象庁は、今後、小規模な海底噴火が発生する可能性があるとして、24日午後3時、「ベヨネース列岩」に噴火警報を発表し、周辺の海域では海底噴火に警戒するとともに、噴火による軽石などに注意するよう呼びかけています。
また、海上保安庁も航行警報を発表し、付近を航行する船舶に注意するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170324/k10010923051000.html