忍者を生み出した地として双璧をなす「甲賀」と「伊賀」。両地(現在の滋賀県甲賀市と三重県伊賀市の一帯)に伝わる忍術をまとめた“集大成”の書とされるのが「万川集海(まんせんしゅうかい)」だ。江戸期の作とみられるこの秘伝書について現代語訳、読み下し文、原文を収めた750ページ近い大作「完本 万川集海」(国書刊行会)が近年刊行された。著者は、古文書を収集し忍者を研究している山口県の医師、中島篤巳さん(72)で、忍者が水面を移動する際に使う道具「水蜘蛛(ぐも)」の使い方など、通説とは異なる興味深い“真実”も明らかにしている。中島さんは「江戸時代でも、甲賀と伊賀の忍者は公権力に不可欠な『誇るべき存在』だったことがわかる」と話す。
「水蜘蛛」はこうやって使う
http://www.sankei.com/west/news/170315/wst1703150002-n1.html
訂正された使い方の方が現実的だな確かに
3 :(´-`).。o山中狂人◆OjinQy8IPY:2017/03/16(木) 11:02:48.57 ID:LT+aKM4u水蜘蛛は浮き輪だったというオチか?
なんのロマンもないな
浮き輪だったのか
どう見ても浮き輪だよな
浮力の関係で全身を水上に浮かすためにはそれなりのサイズが必要で、
頭だけ出したほうが合理的
巻第十二
器を用ゐる術十五箇條の事
六 海川には水蜘蛛或は軍船を用ゐるべきなり
若し蜘蛛・軍船なき時は或は大勢を渡さんと思ふ時は
葛籠?・甕?・蒲?・竹?・浮橋等、其時に有合たる?を用意し渡るべきなり
若し河瀬急にて右の術にては?押流されて用ゐ難きときは
水練の達者に腰に細引を付て一人川向に遣し右の細引を小高く竹木に結付け曳かせ
此方の端をも向の如く小高く木に結付け引張りそれを手に持ちくり越渡るべき事少口伝
http://ninjutsu.robertk.com/Bansenshukai/
後ろの方には図入りで水蜘蛛の作り方も書いてあったけど
具体的な使い方はすぐには見つけられなんだ
凡そ水を渉ること其の器有りと云ども事の急なるに臨みて水器なきこと有り
是の如くなる時は竹木篠葦蒲桶甕杵臼等、其の外何にても有合たる物を筏として渉るべき也
故に其の図説の大概をこの書に著はす
古の大軍にも家に在るを毀して筏に組み川を渉したる様(ためし)多し
当流の水蜘蛛?箱舟等は川堀など渉る最上の器にして忍術の大要也
尤も手軽にして水の上少しも危きことなし
此の如くなる水器世に希なり秘すべき也
然と云ども此器は大軍を渉すには益無く唯忍術の密器なり
少しも危きことなし、だから立ち乗りはしないかもね
このスレッドは過去ログです。