◆上空に真冬並みの寒気
14日(火)の夜から15日(水)にかけて、本州の上空5500メートル付近には氷点下30度以下の寒気が流れ込む見込みです。氷点下30度以下の寒気というのはこの時期の平年に比べ10度くらい低く、真冬並みの寒気です。
本州の日本海側は雪や雨が降り、降り方の強まる所もあるでしょう。山沿いを中心に雪の量が多くなりそうです。交通機関への影響にご注意下さい。また、北陸から山陰では大気の状態も不安定になりますので、落雷や突風にも注意が必要です。あられなどが降る可能性もあります。
◆太平洋側も注意
15日(水)の朝にかけて日本海側だけでなく、太平洋側も注意が必要です。本州の東の海上で低気圧が発達するため、東北の太平洋側や関東には雨雲や雪雲の元となる湿った空気が流れ込むでしょう。東北の太平洋側は朝にかけて、雪で降る所が多く、平地でも所々で積もる見込みです。15日(水)の朝は積雪や路面が凍結する所がありますので、車の運転や足元は路面状況の変化にご注意下さい。
http://www.tenki.jp/forecaster/diary/t_yoshida/2017/03/14/66981.html