任天堂は3日、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を発売した。
テレビにつないで楽しむ据え置き型だが、ゲーム機に小型の画面が付いており、外に持ち運んで遊ぶこともできる。
任天堂の据え置き型ゲーム機としては「Wii U(ウィー・ユー)」以来、約4年ぶりとなる。スマートフォン向けなどに押される家庭用ゲーム市場の起爆剤となるか注目される。
「スイッチ」のコントローラーには位置や動きを把握するセンサー、カメラ、振動装置などが搭載されており、手に持ってスポーツゲームなどを楽しめる。ソフトも充実する予定で、国内外の人気タイトルの新作ソフトが順次発売される。希望小売価格は2万9980円(税別)。
この日、東京・池袋のビックカメラ池袋本店では早朝から購入を求める客が行列を作った。前夜から訪れていた東京都目黒区の大学生(20)は、「家でも外でも遊んでみたい」と興奮した様子だった。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170303-OYT1T50002.html