23日午前4時頃、JR室蘭線の洞爺駅(北海道洞爺湖町)—有珠駅(同伊達市)間を走行中の貨物列車(19両編成)の運転士から、JR北海道の指令センターに「機関車が脱線した」と連絡があった。
けが人はいなかった。国の運輸安全委員会は、鉄道事故調査官3人を現地に派遣し、調査を始めた。
JR北によると、先頭の機関車の後部にある車輪二つが進行方向の右側に脱線した。事故の影響で、室蘭線は長和—長万部おしゃまんべ間で運転を見合わせたほか、札幌—函館間の特急「スーパー北斗」など40本以上が運休した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170223-OYT1T50014.html