大ヒットが続いている新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」が、4日までの公開101日間で1535万人を集め、国内の興行収入が199億5千万円に達した。配給の東宝が5日、発表した。邦画の興行収入では、宮崎駿監督の「ハウルの動く城」(196億円)を抜き、歴代2位となった。
歴代興行収入ランキング(興行通信社調べ)では洋画を含めた全体で、首位の「千と千尋の神隠し」(308億円)、「タイタニック」(262億円)、「アナと雪の女王」(254・8億円)、「ハリー・ポッターと賢者の石」(203億円)に続いて現在5位となっている。
東宝によると、台湾、タイ、香港に続き、中国でも2日に公開され、いずれも週末興行ランキングで首位を獲得。中国では日本映画としては最大規模という延べ6万7823スクリーンで初日を迎え、公開3日間の興行収入は2・8億元(約42億円)と日本映画でこれまで最高だった「STAND BY ME ドラえもん」の2・3億元を上回り、新記録を達成した。
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