全身が青色のニホンアマガエルが8月以降、埼玉県内で相次いで見つかり、地元で話題になっている。色素の一部が欠け、本来の黄緑色にならなかった突然変異の個体とみられるが、通常は目立って外敵に襲われやすく、人目に触れることは珍しい。発見者たちはそれぞれカエルを持ち帰り、大切に育てている。
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県生態系保護協会の串田宏人・専門調査員によると、ニホンアマガエルは通常いくつかの色素を持っているが、青いカエルは黄色の色素が先天的に欠けた突然変異の個体とみられる。串田さんは「黄緑色のアマガエルは草に隠れると見つけにくいが、青いアマガエルは目立つため、野鳥などの捕食者に食べられてしまい、生き残ることが難しい。私も実際には見たことがない」と話している。【
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161009-00000009-mai-life