ワシントン(CNN) 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏と予備選で争ったテッド・クルーズ上院議員が23日午後、トランプ氏への支持を表明した。クルーズ氏は予備選でトランプ氏と個人攻撃の応酬を繰り広げていたほか、共和党全国大会で行った演説ではトランプ氏支持を表明するのを避け、同氏の支持者からブーイングを浴びていただけに驚きの展開となった。
クルーズ氏はフェイスブックで、「何カ月にもわたり熟慮や祈りを繰り返し、自らの良心に問い続けた結果、大統領選本選でドナルド・トランプ氏に投票することを決めた」と述べた。
クルーズ氏は、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官が大統領に就任するのを見たくなければ、有権者はトランプ氏に投票すべきだとも主張した。
これを受けトランプ氏は声明で、「クルーズ上院議員の支持を受けることができて非常に光栄だ」「我々は予備選で戦ったが、彼はタフで優秀な相手だった」などと述べた。
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