民進党の岡田克也代表の任期満了に伴う代表選は2日告示され、蓮舫代表代行(48)、前原誠司元外相(54)、玉木雄一郎国対副委員長(47)の3氏が立候補を届け出た。旧民主党が2012年末に野党に転落した後、4年近くに及ぶ低迷から党勢をどう立て直し、政権を担い得る政党に再建するかが問われる。共産党との選挙協力の在り方や憲法改正への対応が主要争点。15日に投開票される。
民進代表選の仕組み
党内の若手議員から推され、出馬を模索していた玉木氏は2日午前、立候補に必要な20人の推薦人を確保したことを明らかにした。蓮舫、前原両氏の一騎打ちとみられていた代表選は、三つどもえの構図となった。
3候補は2日、それぞれ議員会館で出陣式を開き、意気込みを表明する。午後に共同記者会見と討論会に臨み、政策や党運営の基本方針を説明する。
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