東京・葛飾区のマンションで、2歳の男の子が7階の部屋から17メートル下の地面まで転落しました。男の子は足の骨を折るけがをしましたが、敷地内にあった木がクッションの役割を果たして、奇跡的に命は助かったと見られています。
警視庁によりますと、30日午前11時前、東京・葛飾区青戸のマンションで、7階の部屋に住む2歳の男の子が自宅の窓から17メートル下の地面に転落しました。
男の子は足の骨を折るけがをしましたが、命に別状はなかったということです。
男の子が倒れていた場所の近くには、落下した際にぶつかったと見られる枝の折れた木があり、この木がクッションの役割を果たして落下の衝撃を和らげ、奇跡的に命は助かったと見られています。
これまでの調べでは、男の子は転落の直前まで母親と自宅の寝室のベッドで遊んでいましたが、母親がトイレに行った間にベッドのすぐそばの窓に登り、柵も乗り越えて転落したと見られ、警視庁が詳しい状況を調べています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160830/k10010659511000.html