東京・目黒区の公園の池で、88歳の女性が切断された遺体で見つかった事件で、警視庁は、女性の自宅マンションに残された痕跡などから、マンションの近くに住む20代の男が事件に関わったとして、死体遺棄の疑いで逮捕しました。警視庁は詳しい経緯を調べるとともに、死亡に至ったいきさつについても捜査することにしています。
この事件は、先月23日、東京・目黒区の「碑文谷公園」の弁天池で、世田谷区の阿部祝子さん(88)の遺体が切断された状態で見つかったものです。警視庁は、遺体が先月19日の夜以降に遺棄されたとみて、阿部さんが住む自宅マンションの部屋の現場検証をしたり、マンションの防犯カメラの映像を解析したりするなど捜査を進めていました。
その結果、部屋の周辺に残されていた痕跡や防犯カメラの映像などから、マンションの近くに住む20代の男が事件に関わったとして、死体遺棄の疑いで逮捕しました。警視庁は詳しい経緯を調べるとともに、死亡に至ったいきさつについても捜査することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160709/k10010588681000.html