9日未明、中国海軍の艦艇が、沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海のすぐ外側にある接続水域に初めて入り、ロシア海軍の艦艇も、8日夜から9日未明にかけて、付近の接続水域に入りました。両国の艦艇はすでに接続水域を出ましたが、政府は中国海軍の艦艇が再び接続水域に近づくことがないかどうか、警戒と監視を続けるとともに、ロシア海軍の動きとの関連についても分析を進めることにしています。
政府によりますと、9日午前0時50分ごろ、中国海軍のフリゲート艦1隻が沖縄県の尖閣諸島の久場島の北東で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入ったのを、海上自衛隊の護衛艦が確認しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160609/k10010550661000.html