北海道夕張市の特産品として人気のある高級果物「夕張メロン」の初競りが26日、札幌市中央卸売市場であり、過去最高額となる2玉300万円で落札された。これまでの最高額は平成20年と26年の250万円だった。
落札したのは兵庫県尼崎市のスーパー「くらし快援隊」。バイヤーの小西幸丸さん(36)は「夕張の農家さんには毎年お世話になっているので恩返しがしたかった」と満足そうに話した。メロンは尼崎市内の店に展示し、26日中にもネットオークションにかけるという。
競り会場を訪れた鈴木直道夕張市長(35)は「今日は伊勢志摩サミット。高い評価が付けば、日本も元気があると思ってもらえるのでは」と力を込めた。夕張市農協によると、この日は市内の農家9戸が出荷した540玉が競りにかけられた。
http://www.sankei.com/economy/news/160526/ecn1605260050-n1.html