栃木県日光市の日光東照宮で18日、江戸時代から続く恒例の「百物揃千人武者行列」があり、よろいかぶと姿の武者や鉄砲持ちの格好をした市民ら約1200人が参道を練り歩き、勇壮な時代絵巻に多くの観光客が見入った。
快晴の下、色鮮やかな衣装をまとった一行が二荒山神社を出発。御旅所を目指して約1キロをゆっくりと進んだ。徳川家康らを祭った3基のみこしが通ると、おさい銭を投げ、手を合わせる人の姿もあった。
武者行列は、1616年に亡くなった家康の遺言に従い、翌17年に静岡県の久能山から日光に改葬した際の行列を再現しており、毎年春と秋に披露されている。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016051801001016.html