【5月17日 AFP】米著名投資家で大富豪のウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏が、米アップル(Apple)の株式に10億7000万ドル(約1170億円)を投資していたことが分かった。下落の続くアップル株は先週、2年ぶりの安値を付けたばかりだった。
バフェット氏のアップル株取得は、同氏が所有する投資会社バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)が米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で明らかになった。
同文書によれば、バークシャー・ハサウェイはアップルの株式を980万株取得。評価額は約10億7000万ドルに相当する。いつ、どのような理由でアップル株を購入したかは明らかにされていないが、バフェット氏は自身が適正とみなす額より株価が下回っている企業に投資する「価値志向型投資家」として知られる。
16日の米株式市場で、アップル株はバフェット氏の投資を受けて上昇し、3.7%高で取引を終了した。(c)AFP
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