16日午後5時10分頃、神奈川県横須賀市米が浜通の老舗料亭「小松」から出火、木造2階店舗延べ約1320平方メートルが全焼し、隣接するマンションの一部外壁なども焼けた。
マンションに住む70歳代の女性が煙を吸って軽傷。料亭は定休日で、けが人はいなかった。横須賀署が出火原因を調べている。
同店は、旧日本海軍の中枢機関「鎮守府」が横須賀に設置された翌年の1885年に創業。連合艦隊司令長官・山本五十六、元首相の米内光政、海軍大将の井上成美ら旧海軍の高官が出入りしていたことで知られ、「海軍料亭」として親しまれてきた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160516-OYT1T50090.html