11日午前3時20分ごろ、東京都国分寺市北町の路上で、頭にボーガンの矢が貫通した男性(25)が歩いているのを新聞配達員が発見。付近を巡回中の警察官に連絡し、警察官が119番通報した。
男性は病院に搬送されたが、矢は右耳上から左耳上部分を貫通していた。手当を受けているが、男性には意識があり、呼吸や脈拍は正常で、その場で自分の名前や年齢などを答えていたという。
警視庁小平署によると、男性は「自分の部屋でボーガンでやった」と話しており、発見場所から70メートルほど離れた自宅で10日午後11時ごろに自殺しようとして打ち抜いたという。警察官が調べたところ、部屋には血痕とボーガンがあった。
男性は両親と同居の3人暮らし。同日午後11時半ごろ、男性の姿が見えないことを心配した両親が110番通報していた。
http://www.sankei.com/affairs/news/160511/afr1605110023-n1.html