アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びは、日本時間の20日午前から重要州のニューヨーク州で予備選挙の開票が始まります。
共和党のトランプ氏と民主党のクリントン前国務長官が地元で勢いを取り戻し、指名獲得に向けて前進するかが焦点となっています。
アメリカ大統領選挙に向けた民主・共和両党の候補者選びは、日本時間の19日夜から代議員の数が多い重要州の1つ、ニューヨーク州で、予備選挙の投票が行われています。
このうち共和党では、候補者選びでトップを走る不動産王のトランプ氏が、今月に入って党主流派の支持を受けるクルーズ上院議員に連敗し、勢いにかげりも指摘されているものの、ニューヨーク州で行われた事前の世論調査では2位以下を大きくリードしてきました。
一方、民主党では、候補者選びで先行するクリントン前国務長官が、先月下旬以降、格差の是正を前面に掲げるサンダース上院議員に連敗し、追い上げられていますが、ニューヨーク州の事前の世論調査ではリードを保ってきました。このため、今回の予備選挙では、トランプ氏とクリントン氏がいずれも地元とするニューヨーク州で勢いを取り戻し、指名獲得に向けて前進するかが焦点となっています。
投票は日本時間の20日午前10時に締め切られ、開票が始まる予定です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160420/k10010489821000.html