(CNN) 米南部フロリダ州オキチョービーの牧場でこのほど、体重約350キロの巨大ワニが捕獲され、話題となっている。
牧場主のリー・ライトシーさんは2日、息子のマンソン君やガイドなど5人でイノシシを狩ろうと牧場内を探索していたところ、池でこのワニに遭遇。マンソン君によると、体長は15フィート(約4.6メートル)近くあったという。
フロリダ州の魚類野生生物保護委員会によると、これまで同州で捕獲されたワニの最大記録は体長4.35メートル。体重が最も重いワニは473キロだという。
ライトシーさんは「こんな大きな個体はハンターを興奮させる」と語ったが、記録自体は気にしていないという。捕まえたワニは剥製(はくせい)にし、使わなかった肉は慈善団体に寄付する予定だ。
狩りには9歳のマンソン君も同行。巨大生物の捕獲にも「全然怖くない」と語り、トラクターを使ってつり上げられたワニの横でポーズを取った写真はインターネット上で4000回以上共有された。
フロリダ州に生息するワニは「アメリカアリゲーター」と呼ばれ、体長は3~4.5メートルほどで、池や沼、川など淡水に生息する。
この牧場はワニや野生のイノシシの捕獲を請け負っていて、約4メートルのワニの捕獲は1万ドル(約110万円)を請求するという。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35080744.html
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