TPP(環太平洋経済連携協定)発効で輸入が大幅に増えると見られるもののひとつがチーズです。今後、スーパーやコンビニにもいま以上に外国産チーズ製品が並ぶはずです。そこでチーズ製品を選ぶときの注意点を記してみました。
◆「プロセスチーズ」には合成化学物質が不可欠
チーズには「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」があります。牛乳やクリーム(乳から脂肪分を集めたもの)を固めて酵素で発酵させたものがナチュラルチーズ。このナチュラルチーズを数種類混ぜ加熱して溶かし、加工したものがプロセスチーズです。
日本のスーパーやコンビニで売られているチーズは、ほとんどがプロセスチーズです。原料のナチュラルチーズはTPP参加国のオーストラリア、ニュージーランドから輸入されています。関税は現行29.8%~40%ですが、段階的に削減し、発効後16年目には完全に撤廃されることになっています。
プロセスチーズは数種類のナチュラルチーズを混ぜ合わせるのですが、その際、脂質などの成分が分離しないように乳化剤の使用が不可欠となります。乳化剤は水と油のように混じりにくいものを混じりやすくする添加物で、洗剤などに使われている界面活性剤と同じ性質の合成化学物質です。
◆チーズのリン酸塩が「カルシウム不足」を招く
◆pH調整剤が体内の有益な菌を殺す
以下リンクを参照
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160328-00087996-hbolz-soci