アメリカのシンクタンクCSIS=戦略国際問題研究所は、中国が南シナ海の南沙諸島につくった人工島の衛星写真をホームページ上に掲載し、強力なレーダー施設を建設している模様だと指摘しました。
これはアメリカのシンクタンクCSISが公開した衛星写真で、先月24日、南沙諸島で中国が実効支配するクアテロン礁を写したものです。高周波レーダーとみられる施設が建設されていて、CSISの専門家は「南沙諸島を航行する船舶や航空機を監視する中国の能力は大きく向上する」と指摘しています。
アメリカのメディアは先週、中国が西沙諸島に地対空ミサイルを配備したとも報じていて、ケリー国務長官は23日から訪米する中国の王毅外相に対し、強い懸念を伝えることにしています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2709508.html