Sony Electronics Asia Pacificは3日(現地時間)、コンシューマ向けの2.5インチSSD「SLW-M」シリーズを特定のアジア地域で販売すると発表した。
SLW-MシリーズはSATA 6Gbps接続の7mm厚2.5インチSSDで、240GBモデル(SLW-MG2)と480GBモデル(SLW-MG4)の2種類をラインナップ。
最高リード速度は560MB/sec、同ライトは530MB/secと、ハイエンドクラスのSATA 6Gbps SSDと同程度の性能を備えている。ガベージコレクションやウェアレベリングといった書き込みによるNANDの劣化を抑制する機能や、性能の低下を防ぐTrimコマンドもサポートしており、この点も現行SSDと変わらない。
一方でSony独自のソフトウェアを用意しており、SSDのクローンを作成してバックアップを行なう「Data Cloning」と、SSDのモデル番号やファームウェアバージョン、寿命などのステータスを表示する「Sony SSD Toolbox」をダウンロードして利用可能。
コントローラ等はスペックシートに記載がないため不明だが、香港メディアのDIYPC.HKが実物の分解写真を掲載しており(該当記事へのリンク)、その記事によればコントローラはPhisonのPS3110-S10、NANDフラッシュは東芝のTLC NAND A19だと指摘している。
本体サイズは100×69.85×7mm(幅×奥行き×高さ)。厚みを9.5mmにするスペーサーが付属するほか、ソフトウェアとしてAcronis True Image 2015 HDも付帯する。保証期間は3年間。
販売価格および日本で発売されるかどうかは現時点では不明。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160209_742964.html