に向かっていた東海汽船の高速船が、伊豆大島の北西およそ13キロの沖合で鯨のような生き物と衝突しました。
下田海上保安部によりますと、この衝突で、これまでのところ乗客乗員合わせて74人にけがはないということですが、高速船は船首などが壊れたほか、エンジンをかけることができず動けない状態だということです。
また、船酔いなどで気分が悪くなった人がいるため、現場に到着した巡視船に乗せ替える作業が続けられていて、このあと、動けなくなっている高速船を会社が用意したタグボートで近くの港にえい航する予定だということです。
下田海上保安部が乗員から話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べることにしています。
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