週明け18日の東京金融市場は、原油安や中国経済の減速懸念を背景に、投資家がリスクを避ける心理を一段と強め、株価の大幅安と為替相場の円高が進んでいる。
東京株式市場で日経平均株価(225種)は、前週末終値からの下げ幅が一時480円を超え、1万6665円まで下落した。取引時間中としては昨年1月16日(1万6592円)以来、約1年ぶりの安値水準となった。年始からの日経平均の下げ幅は一時、2300円を超えた。
日経平均は午後1時現在、前週末終値比254円51銭安の1万6892円60銭で取引されている。
一方、東京外国為替市場では安全資産とされる円が買われ、東京市場としては一時、約11か月半ぶりに1ドル=116円台をつけた。午後1時現在、前週末(午後5時)比35銭円高・ドル安の1ドル=117円27~28銭で取引されている。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160118-OYT1T50031.html