16日正午ごろ東京湾でタンカーと砂利の運搬船が衝突し、沈みかけたタンカーから積み荷の油が流れ出しました。乗組員は逃げ出してけが人はありませんでした。
第3管区海上保安本部によりますと、16日午後0時10分ごろ、東京湾の川崎沖でタンカー「第一サンウェー丸」92トンと砂利の運搬船が衝突したとタンカーの乗組員から通報がありました。
海上保安部が確認したところ、タンカーは沈みかけて船首だけが水面上に出ている状態になっていますが、乗組員3人は全員が砂利の運搬船に避難したためけが人はいないということです。
現場は、川崎市と千葉県の木更津市を結ぶ東京湾アクアラインの風の塔と呼ばれる人工島の付近で、タンカーからは油が流出していて、海上保安部が作業に当たっています。
海上保安部では、近くを通る船舶に対し現場に近づかないよう注意を呼びかけています。
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