価格があまり上がらないことで「物価の優等生」と言われてきた卵が、値上がりし始めている。昨年は最近10年では最高値、約30年間でも2番目の高値となった。鶏のえさ代の高騰が影響しているという。
消費者物価指数をみると、食料品全体の価格は約45年前の約3・2倍。一方の鶏卵は約1・6倍と上昇幅は緩やかだ。だが、JA全農たまごによると、昨年は、指標となるMサイズ(1キロ)の平均卸値(東京市場)が228円。値上げは3年連続で、平成に入ってからは1991年の248円に次ぐ高値だという。
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